よくある質問 FAQ
高度利用者向け緊急地震速報
Q1: 緊急地震速報は携帯で無料受信できます。高度利用者向け緊急地震速報を使うメリットは何でしょう?
A1:
一般向け緊急地震速報は具体的予測震度・到達時間を通知してくれません。また最大震度が5弱以上と推定された場合のみの配信となり、ひとつの地震に対して原則一回のみとなります。
これに対し高度利用者向け緊急地震速報は具体的予測震度・到達時間が発表されるなど、一般向けには無い「高度利用者情報」が含まれています。また高度利用者向け緊急地震速報用PCクライアントソフトでは外部デバイス制御として緊急地震速報専用端末や回転灯、接点コンバータ装置などの制御を行うことが出来ます。
イメージ図:高度利用者向け緊急地震速報 (PDFファイル:346KB)
高度利用者向け緊急地震速報 配信条件
① 一つの地震計でも地震計の振幅が100ガル(≒震度5)以上となった場合
② マグニチュードが3.5以上、または最大震度が3以上の場合
配信内容 : 地震発生時刻 / 震源 / 震央地名、推定最大震度(推定震度が震度4以上の 場合は、その地域名 / 震度5以上と推定する地域の震度と到達予測時刻)
配信回数:複数回(5~10数回)(迅速性を優先し第一報を発表、その後徐々に精度を向上させ、精度が安定した時点で最終報を発表)
地殻変動データ
Q2: 地震の予知ということでしょうか?
A2:
「地震予知」ではなく、事実としての「最新週の地殻変動値・方向」と同様な値の場合に過去発生している「参考地震情報」を提供するものです。
大地震発生前には、1~6週間ほど前から通常とは異なる大きな近く変動が観測されます。
地殻変動データのレポートでは、人工衛星から観測された毎週最新の地殻変動数値・方向と併せて、先週発生したM3以上の地震震源地を表示することで、地殻変動と地震の相関性をご理解いただくとともに、同様な地殻変動が観測された場合に、過去発生していた地震情報を「心構え情報」として伝えるものであります。